それは私自身の日記ではなく、
描かれたものたちの日記なのです。
ひとつの手帳が終われば、次の手帳へ。すべて同じ大きさ、同じ表紙で、統一感のあるシリーズが始まりました。財布や携帯電話と一緒にポケットに簡単に収まり、観察の合間や旅先など、どこにいても、そのときの気分にしたがって、記録に残したいさまざまな物たちを描き加えていくことができたのです。
フィリップ・ワイズベッカー
(本書あとがきより)
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パリ在住のフィリップ・ワイズベッカーは、「オブジェ日記」とでも言うべき小さな手帳を秘かにつけていました。パリのアトリエでそれを見せてもらったのはいまから2年前のことです。ポケットや財布に入れて持ち運べるように、角が丸く落とされていたそれらは、彼が蚤の市や旅先、日々の生活の中で想像力をかき立てるものを発見したときに、メモを添えて描き留めておく自分用のアンチョコでした。
本書「DIARY」は、フィリップ・ワイズベッカーが2014年から2024年まで10年間つづけた合計12冊の小さな手帳を合本し、日本語訳をつけたものです。サイズは、元の手帳から160%拡大したので、見やすく、分厚くなりました。フィリップ好みの、極めてささやかで、取るに足らない日常的なものたちのドローイングを576点収録しています。
巻末に訳出した日記もあわせてお読みください。どうしてそのオブジェが気になったのか、そこはかとない観察日記になっています。日本滞在時に見つけたオブジェも数多く登場します。気になるオブジェがない日の荒れっぷりなども、愉快です。
出版社:EDITHON
発行:2025
サイズ:Book: h162 × w128 × d55mm, Sleeve: h170 × w130 × d58mm
重さ:740g
ページ:736ページ
言語:French & Japanese / 日仏対訳
限定1500部
状態:新刊
ISBN978-4909479-09-9
(出版社EDITHONより)