京都府京丹波町にある独華陶邑・gallery白田 石井直人さん石井すみ子さんが発行する工藝新聞 タタター。
ものづくりをする作り手の立場から、使い手の立場から、思想的な視点から、工藝の言語化しにくいところを言語化する試み。
消費的なものづくりではない普遍的な人間の営みとしてのものづくりに焦点を当てられています。
タタターとはサンスクリット語で、あるがままを意味する言葉です。
人の手と、こころがたくさん詰まった温かみのある新聞です。
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工藝新聞 タタター vol.5「草ノ間」
最新号は、草木から生まれることに携わっておられる方々の草と木と人の関係から生まれる間合いや感覚、また間が必然的に生まれてくる瞬間を、
掬い上げるように文章に綴られています。
表紙の手漉き紙は、京都、上世屋で紙漉きをされる大江 歩さんの楮の甘皮の紙です。
自然と人の手から生まれた紙は静かに根を張り、息づかいが聞こえるようなあたたかみがあります。
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前田尚謙・風水土日火草物語
大江歩・紙という祈り
相良育弥・自然と人の絶妙な間合い
工藝ぱんくす舎(前田征紀、石井すみ子)・芙蓉の衣 ビーダナシ
徳永勲保・ま(間)についての試論
日英対訳
英訳:江口研一、満生大輔
デザイン:前田麻紀
印刷:文林堂 山田善之
発行:独華陶邑・gallery白田 石井直人、石井すみ子
2023年11月23日/24頁
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