オランダ人アーティスト、ルース・ファン・ビーク(Ruth van Beek)と、同じくオランダ人アーティスト、マリケン・ウェッセルズ(Mariken Wessels)の作品集。2023年にアムステルダムの「ラヴェスティン・ギャラリー(Ravestijn Gallery)で開催された展覧会に伴い刊行された。
二者は、制作行為や既存の素材の介入への探求に共通の関心を抱いており、その重なりによって女性アーティストの力強い考察を提示している。ファン・ビークの空間的な広がりを見せるコラージュを用いたインスタレーション作品では、日常的な素材が独自の姿(身体)を持ち、命を宿す。スタジオと家庭生活の間にあるわずかな境界線、繰り返される日々のタスク、マニュアルや家事にまつわる本への関心の起源を探求している。ウェッセルズによる彫刻とコラージュ作品の新作シリーズでは、女性の身体が題材となる。オランダ人作家のバジェ・ボーア(Basje Boer)による詩と、オランダ人詩人のロベルタ・ペッツォルト(Roberta Petzoldt)によるエッセイを収録。
出版社: VAN ZOETENDAAL PUBLISHERS
発行年:2023年
サイズ: 160 x 230 mm
状態:新刊
softcover、32pages、color, black and white
(ディストリビューターより)